端末内の保存は便利ですが、いつでも成功するとは限りません。保存の失敗や古い形式のデータを想定し、プレイを続けられる形を考えます。
この記事でわかること
- 保存失敗を画面全体の停止にしない
- 保存形式にバージョンを付ける
- 端末内保存とアカウント同期を区別する
保存する情報を、小さく決める
まずは音量、操作設定、クリアしたステージなど、次回に引き継ぎたい情報を列挙します。読み込み中の状態や描画用の値まで丸ごと保存すると、更新後に読み戻しにくくなることがあります。
localStorageはオリジンごとの保存です。別のドメインで公開すると同じ保存領域にはなりません。端末内の記録を置くだけで、別のスマートフォンへ自動同期できるとは案内しないようにします。
保存と読み込みの両方に、失敗時の道を作る
ブラウザの設定や容量などにより、保存時に例外が発生する場合があります。保存処理だけでなく、読み込みとJSONの解釈にも失敗時の扱いを決めます。
壊れた記録を見つけたら、無言で全消去するのではなく、読み込めなかったことを案内し、初期状態で遊ぶ選択肢を用意します。保存できない状態では、再読み込みすると記録が残らないことを利用者に伝えます。
更新前のセーブを、更新後にも試す
保存データに形式の番号を付けると、新旧の違いを判断しやすくなります。新しい項目は初期値を補い、理解できない形式を無理に読み込まない方針を決めます。
- 空の保存領域から始める
- 以前の版のデータを読む
- 途中まで壊れたJSONを読む
- 保存が拒否されてもゲームを開始できるか確認する
参考にした情報源
情報確認日:2026.10.14。引用画像・投稿の埋め込みは使用していません。