Claude Codeを既存のブラウザゲームに使うときは、最初に今の構成を読んでもらい、変更したい場面を一つ決めましょう。画面だけを直す依頼でも、入力や再挑戦の状態が関係することがあります。Anthropicの公式資料で確認したプロジェクト指示と検証の考え方を踏まえ、個人制作向けの改修手順を提案します。
この記事でわかること
- 変更前に、入力とゲーム状態の流れを把握する
- CLAUDE.mdには継続して必要な制作ルールを残す
- 差分と動作の両方を確認してから次を足す
最初の依頼は、問題の場所を調べること
たとえばスマートフォン用のボタンを追加するなら、今のキーボード入力がどこでゲーム状態へ届くかを先に調べます。画面のファイルへ新しい処理を全部足すと、既存の移動と別の状態ができてしまうかもしれません。入力、更新、表示、再挑戦の流れを短く説明してもらい、共有できる入口を探します。
調査の依頼では、必要な範囲を示します。「入力と再挑戦を読んで、スマートフォン用の左右ボタンを足す場合に変更する場所を説明してください」という形です。全ファイルの長い要約より、今回の変更に関わる関数と状態を確認します。まだ決まっていない操作や画面の条件は、実装前に具体化しましょう。
小さな誤字の修正まで大きな計画にする必要はありません。一方で、入力方式や保存形式が変わるなら、変更する場所と引き継ぐ状態を見てから着手する価値があります。作業の段階は変更の大きさに合わせます。何を調べれば判断できるかが決まっていれば、必要な確認に絞れます。
CLAUDE.mdには、作業をまたぐ約束を短く書く
Anthropicの公式資料では、CLAUDE.mdをプロジェクトの指示に使う仕組みが説明されています。また、その指示は強制的な設定そのものとは区別されています。ファイルに書くだけで、あらゆる操作が技術的に禁止されると考えず、実際の権限設定と制作上のルールをそれぞれ確認しましょう。
当ブログの提案は、起動方法、使っている構成、確認の方法、素材の扱いなど、何度も必要になる内容を残すことです。ステージごとの数字や今回だけの細かな変更は別の仕様に置きます。説明を増やし続けるより、古くなった命令や矛盾する条件を取り除き、何が今の約束か分かる状態を保ちます。
以下の例は制作ルールの雛形です。実際のコマンドはプロジェクトに合わせて記入します。AIの道具を複数使う場合には、どの指示ファイルが読まれるかも確認します。同じ説明を複製してそれぞれを更新すると、時間がたつにつれて条件が食い違うことがあります。共通の仕様を一箇所へ置く方法を検討しましょう。
# このゲームの制作ルールの例 - 起動と検証の命令は、このプロジェクトの設定を使う。 - 入力を追加するときは既存のゲーム状態への入口を確認する。 - 再挑戦で初期化する項目を仕様と照合する。 - 新しい素材は参照元と採用ファイルを記録する。 - 変更の差分、実施した確認、未確認の端末を報告する。
一つの操作を完成させてから、演出を足す
左右ボタンなら、押すと動く、離すと止まる、結果画面では動かない、再挑戦後も動く、という最小の条件を先に実装します。装飾や音を同時に増やすと、問題が入力の処理か表示の重なりかを切り分けにくくなります。操作が成立する状態を確認してから、見た目の調整へ進みましょう。
変更の依頼には、完成したと判断する場面を添えます。「縦画面で左右ボタンが見え、右を押した後に指を離すと停止する。矢印キーでも今まで通り動く」といった条件です。既存機能を維持する必要があるなら、それも観察できる形にします。曖昧な「壊さない」だけで検証を終わらせないようにします。
AIが別のライブラリや構造へ全面的に移す提案をした場合は、その変更が今回の目的に必要かを見ます。新しい構成が便利でも、確認する範囲と引き継ぐデータが増えることがあります。採用するなら変更範囲を仕様へ反映します。小さな修正と大きな移行を、同じ完成条件で評価しないようにします。
成功の説明には、検証の証拠を添える
AnthropicのBest practicesは、実行できるテストや画面の確認を与える考え方を扱っています。ブラウザゲームでも、何を実行し、どの結果を確認したかを読める記録にします。ビルド、状態の検証、実際の操作を区別し、未確認のスマートフォンを確認済みと扱わないようにしましょう。
コードの差分も確認します。入力を追加しただけのはずなのに保存形式や外部通信が増えていないか、使わなくなった処理が残っていないかを見ます。意図した範囲を説明できる差分なら、問題が起きた際にも戻す場所が分かります。変更前の状態を記録し、必要なとき比較できるようにします。
完成後は、確認した条件と次に追加する機能を分けてメモします。今回の操作が成立したからといって、まだ作っていない画面まで動くわけではありません。本記事はClaude Codeと他のAIの性能順位を実測したものではありません。既存のゲームを読み、一つずつ変更を確かめるための実用的な進め方として使ってください。
参考にした情報源
情報確認日:2026.10.14。
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