画面はできたのに、終了後もキャラクターが動く。リトライすると点数だけ残る。生成AIにブラウザゲームの実装を頼むときは、見た目と一緒に「いつ、どの状態へ進むか」を伝えると、確認する箇所を整理できます。小さなゲームの仕様の書き方を紹介します。
この記事でわかること
- まず3つの状態に分ける
- 生成AIに渡す仕様の例
- 操作の連続で確かめる
まず3つの状態に分ける
初めの試作では、開始待ち・プレイ中・終了の3状態に絞る方法があります。開始ボタンでプレイへ進み、制限時間やクリア条件で終了する、と矢印で書き出します。状態を増やすのは、この一巡が動いてからにしましょう。
点数、残り時間、プレイヤーの位置のうち、リトライで初期化するものも決めます。画面を閉じただけで初期値へ戻るのか、新しいゲームを始めたときに戻るのかを区別してください。
生成AIに渡す仕様の例
曖昧な「いい感じにリトライできるように」より、状態と条件を短い表にして渡してみましょう。次は依頼文の例です。APIへ自動送信する必要はなく、利用中の対話サービスで使えます。
ブラウザで遊ぶ小さなゲームを作ります。状態はready、playing、finishedです。readyでは開始ボタンだけ有効。開始で点数0・残り時間30にしてplayingへ進みます。時間切れでfinishedにし、移動と加点を止めます。リトライは点数・時間・位置を初期化します。まず状態遷移表と確認手順を示し、曖昧な条件があれば実装前に質問してください。
操作の連続で確かめる
開始→終了→リトライを一度だけでなく続けて操作します。開始ボタンを連打する、終了後にキーを押す、終了直後にリトライする、という順番を追加すると、期待する動作を具体的に伝えられます。
確認結果は「リトライを2回押すと時間が速く減る」のように、操作順と画面上の変化を対にしてAIへ返します。原因を決めつけず、修正箇所と再確認の手順を分けて依頼してください。
一時停止は別の段階で加える
基本の3状態が動いたら、一時停止を追加します。止める対象は移動だけか、制限時間も含むかを決めましょう。タブを離れた場合に自動で停止する案も、ゲームのルールに合わせて検討できます。
公開済み作品へ試作コードを直接上書きせず、別フォルダーで確かめてから取り込むと、動いていた版との比較ができます。
まとめ
状態名、遷移のきっかけ、終了時に止める処理、リトライで戻す値。この4つを文章にしてからAIへ依頼するのが出発点です。見た目の指示を増やす前に、開始からもう一度遊ぶまでの一巡を確かめましょう。
参考にした情報源
情報確認日:2026.10.17。
公開日:2026-10-17。タグ:生成AI・ブラウザゲーム開発・開発手順。
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